「2週間で10キロ痩せたいくらい、ダイエットに本気を出したい!」
「短期間でがっつり痩せるにはまず何から始めるべき?」
「とにかく手っ取り早く痩せる方法を教えて!」
と、短期間でガッツリ体重を落とそうとしていませんか?
断食などのやや無理やりな方法を選べば、たしかに2週間で10キロ痩せられることはあります。ただ、水分量の変化などによる一時的な減量にすぎず、本質的に痩せたとは言えません。
しかし食事メニューさえ工夫すれば、10キロ痩せるための体や食欲の土台をたった2週間で作り上げることは可能です。
この記事で以下の内容を頭に入れ、ぜひ本気のダイエットを始めましょう。
- 最初に知るべきダイエットの基本ルール
- 短期間痩せの危険性
- 本気で痩せるための食事メニューの考え方
- 栄養バランスを整えるポイント
- 食事メニューの具体例
- 食事以外のダイエットの工夫
僕が指導させていただいた50歳女性のUさんは、この記事でお伝えする食事メニューで12キロものダイエットに成功しました。キツい食事制限も本格的な有酸素運動もなしに、ここまで結果を出せたのです。
体脂肪特化ダイエット講座生の実績
ダイエット初心者だったUさんにできて、あなただけが痩せられないわけはありません。
ぜひこの記事で正しい知識を得て、食事メニューを改善していきましょう。
ちなみに体脂肪専門家くどうの公式LINEでは、体脂肪を狙って落とすために役立つ有料級の特典15個をプレゼントしています。
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2週間で10キロ痩せる意気込みを持ったらまずはルールの理解から!
「2週間で10キロ」と、期間も減量数値も具体的に示した目標を立てるのは、とてもいいことです。しかしルールを知らなければ、健康にもメンタルにも悪い無茶なダイエットになってしまいます。
ダイエットにおいて知識は大きな武器です!
- 体重が減るのと体脂肪を落とすのは全くの別物
- 体脂肪が落ちるペースは1日で50グラム
- 体脂肪の変化は1か月単位で比較
行動を起こす前にこの3つのルールを頭に入れ、非効率なダイエットの沼にハマらないよう対策しましょう。
なお、これから解説する内容は、YouTube動画「【完全版】食事で体脂肪だけ狙って落とす6つのステップ【超有料級】」でもお伝えしています。ぜひあわせて参考にしてください!
1.体重が減るのと体脂肪を落とすのは全くの別物
「10キロ痩せる」と数値を掲げている人のほとんどは、とにかく体重さえ減ればいいと思っています。しかし、体重が減れば魅力的なボディラインになれるとは限りません。
なぜなら体重が同じ人を並べても、体脂肪率で見た目に大きな違いが生まれるからです。人の見た目は体重の少なさではなく、体脂肪量で印象が決まります。
この図に載っている写真は、どれも56キロの同一人物の女性を写しています。同じ体重なのに、体脂肪量が違うだけでまるで別人のような体型になるんです。
仮に「2週間で10キロ痩せる」が叶ったとしても、体重が減るだけでは体脂肪率が変わらず、本格的な見た目の改善はできません。体重を気にし過ぎるのはやめて、体脂肪を狙って落とすダイエットが大切です。
なお、きれいに痩せるための必須要件は、YouTube動画「40代女性のダイエット!体脂肪だけ落として体型を綺麗に変える方法!」で詳しく解説しています。ぜひあわせて見てくださいね!
2.体脂肪が落ちるペースは1日で50グラム
「プチ断食や水分管理で1キロくらい痩せるって聞くよね」
「ボクサーなんかは1日で数キロ減るんでしょ?」
と、ダイエットを甘くみている方が意外と多いです。しかしそれは大きな間違い。実は1日で落とせる体脂肪は、50グラムがいいところです。
厳しい食事制限を徹底し、1日300キロカロリーに抑えれば10日で1キロは落ちるでしょう。
しかしこれでは、1食あたりで卵かけご飯1杯も満足に食べられません。以下の図のように体が省エネモードになってしまうため、消費カロリーが摂取カロリーと同じ状態になり、アンダーカロリーが作れなくなります。
満足感のある食事で健康を害さない程度に痩せるには、1食約500キロカロリー程度で1日40~50グラム落とすペースが現実的です。
ただし「たった40~50グラム」とあなどってはいけません!
1日あたりで減る体脂肪量は少なくても、1ヶ月続ければ1キロ減量できます。
3ヶ月続ければ3キロの減量です!3キロも減る頃には、お腹周りがスッキリしてワンサイズ小さい服に切り替えるほどの、嬉しい変化を感じられるでしょう。
なお、体脂肪には落ちる順番もあることをご存知でしょうか。お腹の脂肪が落ちないと悩む前に、関連記事「【女性版】脂肪が落ちる順番を種類・部位別に分析!仕組みを知って正しく痩せよう」で正しい知識を身につけておきましょう。
3.体脂肪の変化は1か月単位で比較
たった2週間でダイエットの結果を判断するのは、賢いやり方ではありません。特に女性は、2週間もあればダイエット以外の要因で体重が変わってしまうからです。
排卵後から生理に入るまでの期間で黄体ホルモンが多く分泌され、体が水分を抱え込みやすくなります。生理周期の影響で、時期によって便秘になりやすい人もいるでしょう。
つまり女性は、ダイエットや食事量に関係なく、1か月のうちに体重が変化を繰り返しているのが当たり前なのです。男性でも、水分量の変化やお通じの調子により体重は増えたり減ったりしています。そのため体脂肪が本当に減っているのかは、2週間程度の計測では判断しづらいです。
2週間以内でダイエットに合格・不合格をつけることはせず、1か月単位で気長に計測していきましょう。
ダイエット中の増加してもいい体重の範囲については、関連記事「【問題なし】ダイエット中に体重が増加しても許容範囲内ならOK!戻すための食事法まで完全伝授」で解説しています。
毎日の測定で一喜一憂しないよう、ぜひ参考にしてください。
「2週間で10キロ」のような短期間痩せの危険性
「2週間で10キロ痩せる」と目標を掲げ、モチベーションを高めるのはとても良いこと。ですが「体脂肪が落ちるペースは1日で50グラム」という大前提を考えると、短期間のうちの激痩せはあまり推奨できません。
短期間での急激なダイエットには危険がつきものです。
- かえって痩せにくくなる
- リバウンドが起きやすい
- 長期的に見て体に良くない
この記事を読む皆さんには、原理に沿った安全なダイエットをしてもらいたいです!
1.かえって痩せにくくなる
過度な食事制限などで「2週間で10キロ痩せ」を目指せば、たしかに最初はみるみる体重が減るでしょう。しかし、ずっと痩せのペースを保つのは難しいものです。
なぜなら極端な栄養不足で脳が飢餓状態だと勘違いし、体をセーフティモードに切り替えることがあるからです。
すると体に危険が及ばないよう、基礎代謝を下げてカロリーを消費しにくい状態になります。この体の働きは「ホメオスタシス機能」と呼ばれています。
2.リバウンドが起きやすい
仮に、ダイエットを完了させて食事制限をやめたとしましょう。このとき体では「ホメオスタシス機能」が働き、基礎代謝が低くエネルギーが消費されにくい状態となっています。
食事制限をやめたからといって、すぐに代謝が戻るわけではありません。
エネルギーを溜め込もうとしている体に通常量の食事を入れることになり、以前よりも体脂肪がつきやすくなってしまいます。
また、急激に体重を減らすと「レプチン」というホルモンの分泌が減ることに。簡単に言うと、レプチンは食欲を抑える働きをしています。
せっかく痩せても食欲を抑える力が働きにくくなり、リバウンドが起きる可能性があります。
3.長期的に見て体に良くない
急な減量は、ダイエット以外の健康全般を考えてもおすすめできません。世界中の論文で、大きな体重の変化による健康面への影響が指摘されています。
例えば世界的に有名な総合医学雑誌「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に掲載された論文では、約9,500人の健康状態を追跡調査。結果、肥満傾向があるうえに大きな体重変動もある人は、心筋梗塞や脳卒中といったあらゆる病気のリスクが高いことがわかりました。
(参考:Body-Weight Fluctuations and Outcomes in Coronary Disease)
短期的な痩せと一生涯の健康、どちらを優先すべきか一度立ち止まって考えてみてくださいね!
2週間で10キロ痩せたい本気の人へ伝授する食事メニューの考え方
ダイエットに本気で取り組むなら、まず必要なのが食事の改善です。消費カロリーよりも摂取カロリーの方が少ない「アンダーカロリー」の状態を作れば、運動をしなくても自然と体脂肪が減ります。
具体的には、次の3つを柱として食事を考えてみましょう。
- 1食あたり500キロカロリーの摂取を目標にしよう
- アプリで摂取カロリーを管理する
- 1日の摂取カロリーを1,500キロカロリー程度に調整する
食事管理とはいっても、厳密な計算はおこないません。アプリを活用しながら、簡単にダイエット向けの食事メニューを考えましょう。
なお、これから解説する内容は、YouTube動画「【完全版】食事で体脂肪だけ狙って落とす6つのステップ【超有料級】」を参考にしています。ぜひ記事と一緒にご覧ください!
1.1食あたり500キロカロリーの摂取を目標にしよう
体脂肪を1日50グラム減らせば、3ヶ月で3キロは軽くなります。そのためには、1食500キロカロリー程度の食事を継続することが大切です。
500キロカロリーのイメージがわかない方は、以下のお弁当くらいは食べられると考えておきましょう。
このお弁当で590キロカロリーです!
2.アプリで摂取カロリーを管理する
ざっくりでもいいので、摂取カロリーを把握しましょう。自分がどれだけのカロリーを摂っているのかがわからないと、食事の改善が必要なのか見極められません。
カロリーの管理なんて難しくてできない…と思う方でも大丈夫です!
無料の食事管理アプリで、簡単に記録をつけるだけでOKです。僕は「あすけん」を使って食事ごとの摂取カロリーをチェックしています。
食事の内容を写真で撮ったり、コンビニやスーパーで買った商品を検索して選んだりすれば、自動で摂取カロリーを算出してくれます。
自炊派でも外食派でも、アプリを1分程度操作するだけでダイエットのヒントを得られるでしょう。
3.1日の摂取カロリーを1,500キロカロリー程度に調整する
毎食500キロカロリーぴったりの食事メニューを考えられるなら、それに越したことはありません。しかし現実的に考えると、毎回同じ摂取カロリーにそろえられるものではないですよね。
難しくとらえず、1日を通して結果として合計1,500キロカロリー前後に落ち着けば十分です。
- 朝食:600キロカロリー
- 昼食:400キロカロリー
- 夕食:500キロカロリー
このように、合計1,500キロカロリー程度なら、1食ごとの内訳は多少変わっても問題ありません。
「朝はあまり食欲が湧かないな…」
「夜勤に備えて夕方にガッツリ食べたい!」
など、自身の都合や好みに合わせて配分を調整しましょう。
詳しいやり方は、関連記事「【我慢なし】1日1,500キロカロリーの食事が痩せの基本!メニュー例を知って脂肪撃退」で解説しています。あわせて確認しておきましょう。
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2週間で10キロ痩せるほどダイエットをガチりたい人は食事メニューのPFCバランスを整えよう
PFCとは、食事から摂取すべき3大栄養素の頭文字のこと。以下の3つの栄養素を満遍なく積極的に摂れると、さらに痩せ体質へと近づけます。
- タンパク質(Protein)
- 脂質(Fat)
- 糖質(Carbohydrate)
定食型の一汁三菜の食事メニューを考えれば、自然とPFCバランスは整います。
・主食
・汁物(一汁)
・3つのおかず(三菜)
以上3つからなる定食型の食事メニュー
具体的にどのように食事メニューを組み立てればPFCバランスが整うのか、詳しくみていきましょう。
なお、これから解説する内容は、YouTube動画「【食事メニュー例あり】女性のお腹の皮下脂肪を落とす食事法5ステップ【完全解説】」でわかりやすくお伝えしています。ぜひ参考にしてください!
1.主食
主食からは、主に糖質を摂取します。
- 米
- パン
- 麺
- 芋
以上の4つから、好みに合わせて食材を選びましょう。
米なら120グラム程度の小盛り、パンなら6枚切りの食パン1枚が理想です。これだけ主食を食べられれば、つらさを感じることなく満足感のある食事管理ができます。
2.主菜
主菜はメインのおかず部分で、タンパク質を取れるメニューを組み込みます。
主な材料は肉や魚介類です!
- ヒレ肉
- 鶏もも肉(皮なし)
- 鶏胸肉
- マグロ
- サケ
- ツナ缶(ノンオイル)
- シーフード全般
このような材料で、効率的にタンパク質を摂取できます。
調理法を決める際、揚げ物にするのはなるべく避けましょう。油により簡単に脂質がオーバーしてしまうからです。焼く・蒸す・煮るの3つから1つ選んで、シンプルに料理するのがおすすめです。
3.副菜
副菜から主に摂るのは、食物繊維です。
- 野菜
- 海藻
- キノコ
これらをメイン食材に使ったレシピが、ダイエットにおすすめです。
副菜は、主食・主菜と比べてカロリーの低い料理が多いです。そのため量は遠慮せず、1〜2品を手のひらに山盛り乗るくらいたくさん食べましょう。
4.汁物
汁物ではビタミンやミネラルを豊富に摂れます!
具材も汁もたっぷりで、満腹感が上がるでしょう。しっかり汁物を準備すれば、お腹いっぱい食べて心も満たされながら痩せられます。
- 野菜
- 海藻類
- きのこ類
- 貝類
などの具材をたっぷり入れることがおすすめです。それぞれの食材で含まれるビタミンの種類が違うので、定期的に材料を変えて色々な味を楽しんでくださいね。
PFCそれぞれの具体的な役割は、関連記事「【ダイエットの答え】理想的なPFCバランスを整える方法3ステップ!食べながら痩せられる」でもお話ししています。ぜひあわせてご確認ください!
PFCバランスの良い食事メニューの具体例3選
三大栄養素PFCの基礎知識が頭に入っても、実際にどのような食事を作ればよいかイメージできない方もいるのではないでしょうか。
そこでここでは、そのまま真似してOKの具体的なメニュー例を紹介します。
- パン派向け朝食メニュー
- 豆腐ハンバーグメインの和定食
- 調理ほぼなしドンブリメニュー
カロリー情報とともに見ていきましょう!
1.パン派向け朝食メニュー
メニュー | 量 | 摂取カロリー |
---|---|---|
全粒粉入り食パン | 6枚切り・1枚 | 155kcal |
すっきりCa鉄 | 200ml | 75kcal |
ゆで卵 | 1個 | 61kcal |
無糖ヨーグルト | 1個 | 56kcal |
ゴールドキウイ | 0.5個 | 25kcal |
種ぬきプルーン | 20g | 72kcal |
インスタント味噌汁 | 1杯 | 29kcal |
主菜で全粒粉食パンを選んでいるのは、GI値の低さからです。GI値とは、血糖値の上がりにくさを示す数値のこと。血糖値がゆるやかに上がったほうが、脂肪の溜め込みリスクを軽減できます。
また、ゆで卵はカロリーオフマヨネーズであえて卵サラダにすると、全粒粉食パンのトーストと相性バッチリです。
2.豆腐ハンバーグメインの和定食
メニュー | 量 | 摂取カロリー |
---|---|---|
もち麦ご飯 | 120g | 181kcal |
豆腐ハンバーグ | 1人前 | 188kcal |
ほうれん草の胡麻和え | 1人前 | 46kcal |
ひじきの煮物 | 1人前 | 56kcal |
味噌汁 | 1杯 | 25kcal |
お米類でGI値が低くダイエット向きなのは、もち麦を使ったご飯です。
ダイエット中だからと炭水化物を過度に我慢する必要はありません!
また、ハンバーグに豆腐を入れることで、卵よりも低脂質・高タンパクなメニューに早変わり。調理法を工夫すれば、十分な量のお肉を味わえます。
3.調理ほぼなしドンブリメニュー
メニュー・材料 | 量 | 摂取カロリー |
---|---|---|
もち麦ご飯 | 120g | 181kcal |
アサリの味噌汁 | 1人前 | 35kcal |
マグロの刺身 | 1人前 | 71kcal |
アボカド | 4/1個 | 62kcal |
海藻サラダ | 1人前 | 8kcal |
ゴールドキウイ | 1個 | 50kcal |
仕事で疲れた日には、ご飯に材料を乗せるだけでメインディッシュができる、ドンブリものも活用しましょう!
毎食きっちりと定食型にしなくても大丈夫。
定食型はあくまで目安です!
ドンブリの主役になるマグロは刺身のまま乗せるほか、火を通して味変するのもおすすめ。
アボカドには、自然由来の良質な脂質が含まれています。例えば「オメガ3」は血中中性脂肪を下げる働きがあるなど、脂質が多いながらダイエット向けな食材です。
食事メニューについては、関連記事「【女性向け】体脂肪を減らす食事メニューの考え方!明日マネできる3つの献立も提案」でも解説しています。あわせて参考にしてください。
痩せを加速させるために知っておきたい食事の応用的なポイント
痩せやすい体の土台を作るには、PFC以外の食事のポイントも押さえておきましょう!
- 朝食もきちんと食べる
- ◯◯だけ、という食事制限はしない
- 運動だけに頼らない
- 痩せないと思ったら代謝リセットを試す
なぜこのような行動を取り入れてほしいのか、理由とともにお伝えします。
1.朝食もきちんと食べる
「朝食を抜けば1食分の摂取カロリーが減るのでは?」と考える人もいるかもしれません。
しかし、朝食を抜くと逆に太りやすい体になる恐れがあります!
朝食で体内時計を整えることで、基礎代謝を上げるきっかけになるからです。
また、前の晩から翌日のお昼まで長時間にわたりお腹を空っぽにすると、血糖値が乱高下してしまいます。すると過度な空腹が起こり、ドカ食いにつながってしまいます。
味噌汁だけでもいいので必ず朝食をとり、痩せやすい体を目指しましょう。
朝食の重要性は、関連記事「【プロが解説】「朝ごはんを食べないと太る」は本当!嘘のように痩せる解決策を紹介」でも解説しています。
解決策もあわせてお伝えしているので、ぜひ参考にしてください!
2.◯◯だけ、という食事制限はしない
「バナナだけ」といった極端な食事制限をしては、栄養バランスが乱れてしまいます。たしかにバナナなどは、ダイエット向けの代表的な食材です。
ただ、バナナだけを食べ続けては、タンパク質や乳酸菌が不足する原因になり、食欲の増大を招くおそれがあります。三大栄養素のPFCを次のバランスで食べることを目安に、食事を組み立てましょう。
- タンパク質:25%
- 糖質:50%
- 脂質:25%
栄養の中には、お互いに支え合って力を発揮するものもあります。どれか1つに偏ると食欲が乱れる原因にもなるので「◯◯だけ」ダイエットは絶対にやめましょう。
糖質制限については、関連記事「【衝撃】糖質制限で皮下脂肪は落ちない!?痩せのカギはアンダーカロリーにある根拠を解説」で解説しています。
3.運動だけに頼らない
痩せの原則は、消費カロリーよりも摂取カロリーが少ないアンダーカロリー状態を作ること。運動でのカロリー消費でもアンダーカロリーは目指せますが、実は効率的ではありません。
15分の有酸素運動・筋トレより、食事を工夫したほうが5〜10倍も効率よく脂肪を落とせます。
運動はダイエットのメイン手段ではなく、体を引き締めるためのサポート的な存在なのだと頭に入れておきましょう。
僕のダイエット講座の受講生でも、運動に取り組んでいた人がたくさんいます。しかし皆さん思うように痩せられず、講座の受講をスタート。主に食事法を学び、運動にとらわれた非効率なダイエットを卒業しました。
例えば50代の田代さんも、ジム通いやダンスで運動にチャレンジしていた1人。講座受講後は栄養バランスの調整などに挑戦し、−16kgものダイエットに成功しました。
田代さんの詳しいダイエットは、対談動画「【54歳 −16kg達成!】人生で一度は標準になりたい→−16kg!ウエスト−16cm!L→Sサイズ達成!【体脂肪専門家くどう×田代さん】」でお話ししてもらっています。今まで運動派だった方は、田代さんのお話をぜひ参考にしてみてくださいね。
運動の効果については「【衝撃の事実】有酸素運動では痩せない!体脂肪を減らすなら食事環境を整えるべし」でも解説しています。
4.痩せないと思ったら代謝リセットを試す
PFCバランスの管理やアンダーカロリー作りを徹底しても、中にはどうしても痩せられない人がいます。なぜなら代謝が低下し、カロリーを消費しにくい体になっていることがあるからです。
痩せのスピード感に心配があったら、本来の代謝を取り戻すために「代謝リセット」を試しましょう。食事量を減らしていたら元に戻したり、栄養バランスが乱れていたら重点的に整えたり、代謝が低下する原因と真逆の行動をとることがポイントです。
このような行動を2週間~2ヶ月ほど続ければ、体の調子が戻ってくるはずです。特に「2週間で集中的に」など極端なダイエット経験がある方は、代謝が乱れている可能性があります。
ほかにも代謝を上げる方法は、関連動画「【食事メニュー例あり】体脂肪を落とす基礎代謝の上げ方実践5STEP【完全版】」でも詳しく紹介しています。ぜひ一緒にご確認ください!
2週間で10キロ痩せるほど本気のダイエットでは食事メニュー以外でも工夫しよう
より効率的なダイエットを目指すなら、食事を改善するだけでなく日常生活でも意識を変えていきましょう。
- 間食とうまく向き合う
- 日常生活で軽い運動を増やす
それぞれほんの少しの工夫で、特別難しいチャレンジではありません。すぐに取り入れられることばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.間食とうまく向き合う
間食がやめられないのは、意志の弱さではなく脳の仕組みのせいだと考えましょう。自分を責めることなく、理論的に間食と向き合えば、ダイエットの成果は十分に高められます。
間食の誘惑に負けないためには、2つある食欲のタイプのうち、自分はどちらに当てはまるか知ることが大切です。
恒常性の食欲
体をいつもどおりの状態に保ち、生きていくために食べたくなる現象が「恒常性の食欲」です。
飢えをしのぎ自分を守るために沸く食欲なので、食べたいと感じるのは悪いことではありません。
間食したい気持ちを抑えるには、タンパク質を積極的に摂るようにしましょう。タンパク質は、満腹ホルモンを分泌する材料になるからです。
例えばポテトチップス1袋とステーキ400グラムは、同じ550キロカロリー程度。しかしポテトチップスにはタンパク質がほとんど含まれていないため、ステーキを食べた時ほど満足感を得られません。
- サラダチキン
- プロテインバー
- アーモンド
- 小魚
もし間食をするとしても、以上のようなおやつであればお腹も心も満たされますよ。
嗜好性の食欲
美味しいものを食べると心が満たされて幸せに感じますよね。
おやつを食べると、実は脳も幸せに感じています!
しかもやっかいなことに「もっと食べて幸福に感じたい!」と脳は思います。するとダイエットを決意したにもかかわらず、おやつに手が伸びてしまうんです。
例えば旅行先やバイキングで、ついいつも以上に食べてしまった経験はありませんか?これは、お腹がいっぱいになっても、見た目からの魅力で嗜好性の食欲が刺激されているからです。
嗜好性の食欲が刺激されないようにするには、以下のように対策しましょう。
- お菓子の買い溜めをやめる
- 食べたい時になってから買い足す
- SNSなどでお菓子の新作情報などを見ないようにする
- 甘いものを食べたい気持ちはフルーツで満たす
ただ、人付き合いやお祝いなどでは、食欲を厳しく制限しすぎないようにしてください。1日食べすぎてしまう日があっても、1週間や1か月単位でアンダーカロリーが作れていればOKです!
なお、甘いものが食べたい欲求を抑える方法は、関連記事「【衝撃】甘いものが食べたい時に代わりを食べても効果はない?原因や対策を科学的に紹介」で解説しています。ぜひ参考にしてください!
2.日常生活で軽い運動を増やす
日常を過ごすだけで自然と発生する軽い運動は、NEATとも呼ばれます。
- ウォーキングをする
- 1駅分歩く
- 室内散歩をする
- 掃除をする
- 子供と遊ぶ
このようなごく簡単な動作も、ダイエットではかなり重要。実はキツい運動よりも、NEATの方が消費カロリーが多いからです。
たしかに筋トレでもカロリーは消費できるでしょう。しかし、例えば腹筋や腕立て伏せは、10分以上も本気モードを維持するのは大変です。
その点NEATは、1日のうちでチョコチョコと動いて運動量を積み上げられます。24時間のうちほぼすべての時間をダイエットに充てられるのです。合計時間で考えると、NEATなら本格的な運動よりもまとまった消費カロリーとなるでしょう。
NEATを増やすには、座りっぱなしを避けて少しずつ体を動かすことがポイントです。息が切れるほどの激しい運動でなくていいので、散歩や家事など身近でできることから取り入れてみてください。
代謝を高めるヒントは、関連記事「【年齢は無関係】40代から代謝を上げるには?NG行動と実践すべき行動5ステップを解説」で解説しています。ぜひあわせて参考にしてくださいね!
2週間で10キロ無理に痩せるより、食事メニューで体脂肪を狙って落とそう
記事を読む前は「2週間で10キロ痩せて生まれ変ろう!」と意気込んでいた人も多いでしょう。しかし体脂肪が落ちる仕組みがわかれば「2週間で10キロ」という大幅な減量は現実的でないとわかります。
ネットの情報だけを頼りにすると「頑張りさえすれば短期間で10キロ以上減らすのは簡単」と勘違いしがちです。
一方で正しい知識をつければ以下のように冷静に考えられるようになります。
- 体重を減らすだけがダイエットではない
- たった2週間でガリガリにならなくてもいい
- 体重が変わらなくても体脂肪さえ減れば見た目は変われる
「2週間で10キロ痩せよう」とダイエットを決意したら、まずは知識をつけて頭にあるダイエットの常識をアップデートすることから始めましょう。
体脂肪専門家である僕の公式LINEでは、ダイエットするなら必ず知っておきたい知識や食事の考え方を、無料特典として配布しています。本記事で正しいダイエットや食事メニューに興味を持った方は、公式LINEの特典もぜひ参考にしてみてくださいね!
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※期間限定ですので、消えてしまう前に受け取っておいて下さい
なお「頑張っているのに痩せない…」と感じている方は、こちらの記事「ダイエットを頑張っているのに体重が増える時期の対処法!理由や対処法を知って乗り越えよう」を読んでみてくださいね!