「食事を1日1,000キロカロリーに抑えるのは正しい?」
「ダイエットのためにどのくらい食べても良い?」
「正しい食事法でダイエットしたい」
このように考えている人も多いのではないでしょうか?
結論、1日1,000キロカロリーの食生活を続けるのは危険な可能性が高いです。ダイエットで極端な食事制限をしてしまうと、痩せられないだけでなく、健康にも影響を及ぼします。
身体を壊すことになってしまうので、極端な低カロリーダイエットをやめましょう。
ダイエットにおいて大切なのは、ムリのない食生活を送ることです。
そうすることで、健康的に体脂肪を減らせて、理想の身体を実現しやすくなります。
本記事では、1,000キロカロリーダイエットをしている人や、これから実践したい人に向けて以下のことを紹介します。
- 1日1,000キロカロリーが食べ過ぎではない理由
- 極端な食事制限の危険性
- 正しいダイエットのルールと方法
なお、僕が紹介するダイエット方法にはきつい運動や食事制限はありません。
実際、自己流で1日2食の食事制限や断食にも取り組んでいた曽根さんは、一時的に痩せては元に戻ることを繰り返していました。しかし、僕のダイエット講座で正しい知識を身につけて実践し、半年でウエストマイナス10cmを達成しています。
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ぜひ本記事を参考に、正しい方法で体脂肪を落とし、理想の体型を手に入れましょう。
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1日1,000キロカロリーは食べ過ぎとは言えない
ダイエットで極端な食事制限として、1日1,000キロカロリー以内に抑えている方もいるでしょう。しかし、1日1,000キロカロリーは、食べ過ぎではありません。
むしろ、食べなさすぎの可能性が高いです!
なぜなら、農林水産省のホームページの「食事バランスガイド」で公開されているように、人は性別、年齢、身体活動量で食べる量(1日に必要なエネルギー量)が異なるからです。
身体活動レベルは、日常生活や運動などの活動量に応じて、以下の3つの段階に分けられます。
- 低い:1日のうち座っていることがほとんどの人
- ふつう:座り仕事が中心だが、軽い運動や散歩などの活動をする人
- 高い:立ち仕事や移動が多い仕事、または活発な運動習慣を持っている人
人それぞれで身体活動レベルが異なるので、自分がどれに該当するのか判断する必要があります。
そして、身体活動レベルをはじめ、性別と年齢ごとに以下のように、1日に必要な推定エネルギーが決まっているのです。
たとえば、活動量の少ない成人女性でも、1400~2000kcal程度は必要です。
つまり、1日1,000キロカロリーは食べ過ぎどころか、体に必要なエネルギーが不足している状態になっていると認識しましょう。
1日1,000キロカロリーは食べ過ぎではない!極端な食事制限の危険性5選
1日1,000キロカロリーは食べ過ぎではありませんが、極端な食事制限をするとどんな影響が身体にあるのでしょうか。
食事が少なすぎると、以下のようにダイエットで逆効果です。
食事量を極端に減らしたダイエットには、以下のような危険が潜んでいます。
- リバウンドしやすい
- 筋肉量が低下する
- 栄養失調になる
- 生理不順になる
- 摂食障害になる
順番に見ていきましょう。
1.リバウンドしやすい
極端な食事制限は、リバウンドしやすい身体になってしまいます。
食事を制限すると、一時的に体重が減って痩せたと思うでしょう。
しかし、一時的に体重が減っただけであり、元の食事に戻すと一気に元に戻ってしまう可能性があります!
なぜなら、極端な食事制限をすると、摂取エネルギーが少なくなって脳が「飢餓状態」だと勘違いするからです。そうなると、身体は消費エネルギーを抑えて、多くの栄養素を体内に溜め込もうとするのです。
そのため、通常の食事に戻した途端に、体重が増えやすくなってしまいます。
詳しくはYouTube動画「【知らないとヤバい】食事を減らしても体脂肪が落ちない女性の4つの原因」でも解説しているので、あわせて参考にしてみてくださいね。
2.筋肉量が低下する
極端な食事制限をすると、身体の筋肉量が低下してしまいます。
私たちの筋肉は、日々分解と合成を繰り返しており、筋肉量を維持したり、増加したりしているのです。
食事制限で摂取するタンパク質の量が減ると、筋肉の素となるアミノ酸が不足することになります。そうなると、筋肉の維持や増加ができなくなるため、筋肉量が低下してしまいます。
筋肉量が減少すると消費カロリーが低くなってしまい、痩せにくい身体になるのです…!
痩せたくて食事制限をしているにもかかわらず、かえって痩せづらいというダイエットとは逆の効果になってしまうでしょう。
3.栄養失調になる
ダイエットで極端な食事制限をしていると、エネルギーだけでなく、栄養素が足りなくなるケースがあります。
そもそも人間の身体には、タンパク質やビタミンなど、1日に必要な栄養素の目安が決められています。食事量が減ることで、栄養失調になり、体調不良に陥ってしまうのです。
例えば、ビタミン・ミネラルが不足すると肌や髪の潤いがなくなったり、鉄分が不足したら貧血が起こったりしてしまいます!
栄養失調になると、普段の生活に影響が出てしまうのでダイエットどころではなくなるでしょう。
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4.生理不順になる
女性がとくに注意したいのが、食事を極端に減らすのが生理不順につながってしまうことです。
月経は、女性ホルモンの分泌によって毎月一定の周期で起こります。
しかし、極端な食事制限をすると、栄養不足やストレスによって、女性ホルモンが分泌されづらくなってしまうのです。
不妊や病気のリスクを高める原因になってしまうので、無理な食事制限は避けるべきです!
5.摂食障害になる
無理な食事制限をしていると、栄養不足・飢餓反応といった身体への影響や、ストレス・罪悪感といった心理的な影響などによって、摂食障害になる可能性があります。
摂食障害になると、必要な量の食事を食べられなくなったり、食欲を自分でコントロールできず暴食してしまったりするなど、さまざまな症状が出てしまいます。
ダイエットをするどころか、身体を壊すことになってしまうので注意が必要です!
「食べる=太る」という極端な認識は避けて、無理のないダイエットを行いましょう。
なお、1日1,000キロカロリーで痩せない理由については、関連記事「【見直そう】1日1,000キロカロリーで痩せないたった1つの理由!脱却する方法を解説」でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
1日1,000キロカロリーを食べ過ぎとは思わない!正しいダイエットのルール
1日1,000キロカロリーは、食べ過ぎとは思わないようにしましょう。そして、健康的にダイエットするために、正しいルールを理解することが大切です。
どのような仕組みで体脂肪が落ちるのかを把握していれば、効率的に体型を変えられるからです。
体脂肪を落とすルールは以下のとおりです。
体脂肪を落とすルール | 詳細 |
---|---|
体重を落とすと体脂肪を落とすは別物 | 人間の見た目は体重ではなく体脂肪の量で決まる |
体脂肪が落ちるペースは1日で50g | 1日や1週間で変動する体重のほとんどが、体内の水分量や内臓に蓄えられた内容物 |
体脂肪の変化は1ヶ月単位で比較 | 水分や内容物の変動は1日で1~2kgほどあるので、長期的に変化量を見る必要がある 女性は生理の影響で男性より水分の出入りが激しいため、1週間で体重・体脂肪率の変化を比較しない |
体重を落として見た目を変えるためには、消費カロリーより摂取カロリーが少なくなる状態「アンダーカロリー」を作る必要があります。
アンダーカロリーを戦略的に作る方法を知っていれば、3〜6ヶ月で見た目を別人レベルで変えられます!
詳しい解説は、YouTube動画「【完全版】食事で体脂肪だけ狙って落とす6つのステップ【超有料級】」でもお話しているので、動画で見たい方はぜひ参考にしてくださいね。
なお、女性向けの体脂肪を減らす食事メニューの考え方については、関連記事「【女性向け】体脂肪を減らす食事メニューの考え方!明日マネできる3つの献立も提案」で紹介しています。毎日の献立にぜひ活用してください!
1日1,000キロカロリーに拘らずダイエットする5つの方法
健康的に痩せるために、1日1,000キロカロリーに拘らずダイエットをする方法を紹介します。
- 適切な摂取カロリーを理解して目標を決める
- PFCバランスを調整する
- 間食対策を行う
- NEATを増やす
- 代謝リセットをする
それぞれダイエットの参考にしてみてください。
なお、これから解説する内容の基本的な部分は、YouTube動画「【体脂肪率35%→25%】最短で体脂肪だけ狙って落とす3ステップ」でもお伝えしているので、あわせて参考にしてください。
1.適切な摂取カロリーを理解して目標を決める
健康的にダイエットをするためには、適切な摂取カロリー理解して目標を決めましょう。
なぜなら、大きなアンダーカロリーを作れるのは、食事だからです。
日々の摂取カロリーを決めれば、食べる食事が決まってきます。
食事管理をする際は、以下を意識しましょう。
- 1食あたりの摂取カロリーを500kcalに設定
- アプリを使って実際の摂取カロリーを確認
- 1日の摂取カロリーの合計を1,500kcalに調整
3食だけでなく、間食やカロリーのある飲み物もすべて記録するようにしてくださいね。
ダイエットで1日1,000キロカロリーのような極端な食事制限をする必要はありません。
まずは3つの食事管理のルールを守っていれば、効率的に体脂肪を落としやすい身体を実現できます!
カロリーを記録するアプリに指定はありませんが、個人的に使いやすいのは「あすけん」です。迷っている人はぜひ使ってみてくださいね。
2.PFCバランスを調整する
健康的にダイエットをするなら、摂取カロリーに加えてPFCバランスの調整も必要です。
PFCバランスとは、健康的な食生活を送るために必要な3つの栄養素の頭文字をとった言葉です。
- P(Protein):タンパク質
- F(Fat):脂質
- C(Carbohydrate):炭水化物
それぞれの理想的な割合は「タンパク質25%・脂質25%・炭水化物50%」となっています。
PFCバランスの整った食事を意識して、アンダーカロリーを作ることで食欲の乱れを抑えられます!
間食をしたり、食事を我慢する感じがしなくなったりするので、摂取カロリー内で満足した食事が可能です。
極端な食事制限とは違って、長期的に継続しやすくなり、ダイエットの効果が身体に現れやすくなります。
なお、理想的なPFCバランスを整える方法については、関連記事「【ダイエットの答え】理想的なPFCバランスを整える方法3ステップ!食べながら痩せられる」で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
3.間食対策を行う
人間の食欲は脳がコントロールしているので、目の前に食べ物があるとつい食べてしまいます。
そうならないためにも、間食対策が必要です。
人間の食欲には、以下の2種類があります。
- 恒常性の食欲:満腹信号や空腹信号が脳に伝達することで制御されている食欲
- 嗜好性の食欲:生きるためではなく幸福感を得るために食べたくなる欲求
恒常性の食欲は脳への信号が乱れ、嗜好性の食欲はおいしいおやつが目に入ることで、食べすぎの原因になります。
それぞれの食欲の種類を把握することで、自分に合う対策を取り入れやすくなるのです。
間食を我慢できれば摂取カロリーを減らせるので、アンダーカロリーを作りやすくなって体脂肪を落とせます!
なお、僕の受講生で55歳の看護師である井上さんは、極端な方法でダイエットに取り組んではリバウンドを繰り返して苦しんでいました。しかし、毎日何気に食べていたおやつや飲み物のカロリーも記録することで摂取カロリーが明確になり、間食への向き合い方を考えるきっかけになりました。
そして、食べるものへの意識が高まり、ウエスト-11cmを達成する大きな要因となっています。
井上さんの詳しい取り組みは、関連動画「【55歳 半年でお腹痩せ】体脂肪率-8.5%、ウエスト-11cm!【体脂肪専門家くどう×井上さん】体脂肪特化ダイエット」でお話ししてもらっています。同世代のダイエット事例から、必要な行動を学んでみてくださいね。
4.NEATを増やす
ダイエットで体脂肪を落とすには、食事管理はもちろんですが、運動も必要になります。
運動といっても、スポーツのような激しいものではなく、日常生活の中でできるもののことです。
具体的には「NEAT」と呼ばれる歩行や家事といった日常の活動を指します。
運動よりもNEATのほうが圧倒的に消費カロリーが多いため、無理なく体脂肪を落としやすくなります。
NEATを取り入れる際の方法として、最低でも1日6,000歩以上歩きましょう!
まとまった時間が取れるなら、ウォーキングをすると良いでしょう。
もしあまり運動する時間がないなら、家の中をこまめに歩いたり、座るよりも立つ時間を増やしたりすると、1日6,000歩以上を達成できますよ。
5.代謝リセットをする
健康的に体脂肪を落とすために、代謝をリセットしましょう。
適切な食事や日々の運動で正しくアンダーカロリーの状態を維持しても、約2~3か月で基礎代謝は落ちてしまいます。
そうなると、食事を減らしたとしても、アンダーカロリーを達成できないので、基礎代謝を上げる必要があります!
基礎代謝を上げるためには、以下を意識してみてください。
- 摂取カロリーを元に戻す
- PFCバランスを整える
- 日常の活動量を増やす
正しい方法でダイエットをしているのに、思うような成果が出ていないなら、代謝が下がっている可能性が考えられます。
そのため、一度立ち止まって代謝リセットを取り入れて、痩せやすい身体をキープしましょう。
なお、代謝を上げる具体的な方法は「【年齢は無関係】40代から代謝を上げるには?NG行動と実践すべき行動5ステップを解説」にまとめています。ぜひ実践の参考にしてください。
1日1キロカロリーは食べ過ぎではない!正しいダイエットで痩せよう
1日1,000キロカロリーの食事は、決して食べ過ぎではありません。むしろ食べなさ過ぎであり、リバウンドしやすくなったり、筋肉量が低下したりする可能性が高いです。
その状態になると、ダイエットをしているにもかかわらず、体型が変わらないという逆効果になってしまいます。
ダイエットをする際は、アンダーカロリーと栄養バランスを意識した食事が何よりも大切です。正しい方法で行えば、極端な食事制限をしなくても理想の体型を取り戻せます。
無理のない食事をして、ダイエットを成功させましょう!
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