「夜バナナダイエットは本当に痩せるの?」
「逆に太ったという口コミもあるようだから心配…」
「成功させるにはどうしたらいいのか教えて」
夜にバナナを食べると痩せると聞いて、気になっている方は多いのではないでしょうか。たしかに夜バナナダイエットは、痩せ効果が期待できる手法です。
しかし体脂肪が落ちる原理・原則を押さえておらず、逆に太ってしまう方がいるのも事実です。
そこでこの記事では、体脂肪の専門家として多くの方のダイエットをサポートしてきた僕が、以下の内容について紹介していきます。
- 夜バナナダイエットで痩せる理由
- やってはいけないNG行動
- 夜バナナダイエットを成功させる基本条件
- 成功に導くコツ
この記事を最後まで読めば、〇〇ダイエットにこだわらなくても痩せられることがわかるでしょう。
なお僕のダイエット講座では、たくさんの方がダイエットを成功させています。
52歳の村松さんは食べないダイエットをして1ヵ月で-10kg落としましたが、すぐにリバウンド。僕の講座を受講してからは、夜バナナダイエットのような特定の食材を食べて痩せる方法ではなく、ダイエットの本質を学んだことで、以下のような成果が得られています。
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夜バナナダイエットは正しいやり方を実行すれば痩せる
夜バナナダイエットに限らず、体脂肪が落ちる原理さえ守れば無理なく痩せられます。夜バナナダイエットとは、一般的に以下のような方法です。
夜バナナダイエットの方法
- 夕食の30分前にバナナを2本食べる
- その後お湯やお茶などの水分をコップ一杯分(約200ml)飲む
バナナは1本あたり約86Kcalです。ご飯やパンよりカロリーが低いのに、満腹感が得られやすいという特徴があります。
ただし、バナナばかり食べたりオーバーカロリーになったりすると、逆に太ってしまう点に注意が必要です。
また、特定の食材を食べるだけでダイエットを成功させるのは難しいということを覚えておいてください。
食材のダイエット効果は、あくまでも補助に過ぎません。普段の食事や生活で体脂肪を落とす準備があってこそ、初めて強力な威力を発揮します。
正しいやり方を理解し、実行することが不可欠です!
夜バナナダイエットで痩せる3つの理由
夜バナナダイエットでなぜ痩せるのか、理解している人は意外と少ないのではないでしょうか?ここでは、ダイエットに効果がある理由を解説していきます。
- 代謝の向上につながる
- 過食を抑えられる
- 腸内環境が改善される
ひとつずつ見ていきましょう。
1. 代謝の向上につながる
バナナには、オリゴ糖が豊富に含まれています。
オリゴ糖は、特に痩せ菌と呼ばれる善玉菌のエサになるんです!
善玉菌の活発な活動は腸内フローラのバランスを健康的に保つため、結果として代謝の向上につながります。代謝が活発になると体内でのカロリー消費量が増え、夜バナナダイエットで痩せやすくなるというわけです。
2. 過食を抑えられる
バナナは腹持ちがよい食品です!
バナナに含まれる糖質には、消化に時間がかかるでんぷんも含まれています。
でんぷんは体内でゆっくりと分解され糖として吸収されることから、血糖値の急激な上昇と下降を防ぎます。そのため、満腹感が長時間続くのです。
特に、夕食前にバナナを食べることによって、夜中や翌朝の過食を防ぎやすくなるでしょう。
3. 腸内環境が改善される
バナナに含まれる食物繊維は、腸内での発酵によって腸内環境を整える効果があります。良好な腸内環境は栄養素の吸収をサポートし、体内の不要な廃棄物の排出を促します。
体重が減りやすい状態を作れるため、痩せやすくなるのです!
また、翌朝の便通が改善されたり胃もたれが少なくなったりするなど、体調にもよい影響を与えます。
夜バナナダイエットでやってはいけない2つのNG行動
夜バナナダイエットは間違った方法で実行すると逆に太ってしまうため、注意が必要です。ここでは、やってはいけないNG行動について解説していきます。
- オーバーカロリーになっている
- バナナばかり食べている
ひとつずつ見ていきましょう。
1. オーバーカロリーになっている
夜バナナダイエットをしていても、普段の食事で摂取カロリーが消費カロリーを上回っていれば痩せられません。
体脂肪を落とすには、アンダーカロリー(摂取カロリー < 消費カロリー)の状態を作る必要があります。
そのため口にするすべての食べ物のカロリーを把握し、朝・昼・夜の食事をコントロールすることが重要です。
痩せる原理を押さえることが、夜バナナダイエットを成功させる秘訣です!
2. バナナばかり食べている
ダイエット効果があるからといってバナナだけを食べていると、栄養バランスが偏ってしまいます。
バナナには以下のような栄養素が含まれていない、または含有量が少ないからです。
- ビタミンB12
- ビタミンD
- カルシウム
- 鉄
- 亜鉛など
必要なタンパク質や脂質も、バナナだけでは不足しています。
そのため、夕食を極端に少なくしたりバナナだけにしたりすると、栄養が偏るため食欲のコントロールが難しくなるでしょう。
結果的に朝食や昼食を食べ過ぎてしまい、太りやすくなる可能性があります…!
なお正しい食事の考え方は、公式LINEで無料配布している電子書籍でていねいに解説しています。
具体的にどのような食事メニューにすればいいのか疑問に思う方は、ぜひ一度読んでみてください。
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夜バナナダイエットを成功させる2つの基本条件
夜バナナダイエットを成功させ理想の体型に近づくためには、外せない2つの条件があります。
- 摂取カロリーを設定する
- 三大栄養素のバランスを整える
ひとつずつ見ていきましょう。
なお、これから解説する内容は、関連動画「【勝手に痩せる】痩せ菌を増やしてお腹の体脂肪を落とす食べ物5選」でも解説しています。
部分的な情報だけでなく、痩せるための全体像を学ぶことが重要です。記事とあわせてぜひ参考にしてみてください!
1. 摂取カロリーを設定する
消費カロリーよりも摂取カロリーが低い「アンダーカロリー」を作ることが、夜バナナダイエットを成功させるための絶対条件です。
まずはWebサイト「TDEEの計算」で自分の消費カロリーを把握しましょう。
消費カロリーの調べ方
- 「TDEEの計算」で身長や体重などを入力する
- 「活動代謝量(=消費カロリー)」から摂取カロリーを考える
出てきた数字に「0.8」を掛けた値が摂取カロリーの目安です。
1日あたり1,500Kcal前後が、摂取カロリーの目標になる方が多いでしょう!
なお食事のカロリー計算は「あすけん」アプリを使うと簡単にできますよ。
2. 三大栄養素のバランスを整える
夜バナナダイエットを成功させるためには、タンパク質・脂質・糖質の三大栄養素のバランスを整える必要があります。
PFC バランスを整えると満腹感が得られるため、摂取カロリー内で満足できるようになります。
食事の構成を定食型にすれば、自然にPFCバランスが整えられますよ!
たとえば、以下のような食事メニューです。
定食型の食事メニューの例
- 主食:もち麦ご飯100g
- 主菜:豆腐ハンバーグ
- 副菜:ほうれん草の胡麻和え、ひじき煮、みそ汁
PFCバランスの整え方は、関連記事「【ダイエットの答え】理想的なPFCバランスを整える方法3ステップ!食べながら痩せられる」でも解説しています。ぜひ参考にしてください。
なお僕の講座を受けた金谷さんも、PFCバランスを意識した食事を取り入れたことで-8kgのダイエットに成功しました。
24年間ずっと万年ダイエッターだったのですが、たった半年で体型を変えられたのです。
詳しくは、対談動画「【受講生実績】24年ダイエットに成功しなかった50歳女性がたった6ヶ月で体脂肪率31%▶︎24%達成!【くどう×金谷さん】 」で紹介しています。ぜひ、あわせてご覧ください!
夜バナナダイエットを成功に導く3つのコツ
夜バナナダイエットで痩せるためには、日常生活に対する意識を変えることが重要です。ぜひ見直してほしいのは、以下の3つです。
- 日常の活動量を増やす
- 睡眠時間を平均7時間とる
- 間食対策する
ひとつずつ見ていきましょう。
1. 日常の活動量を増やす
夜バナナダイエットを成功させるためには、日常生活の活動量を増やすことが大切。1日の歩数が6,000歩以下だと基礎代謝が下がり、痩せるのが難しくなるからです。
ドレクセル大学のエヴァンフォーマン氏の研究によると、日常の活動量が少ない人ほど食欲を乱しやすく、ほどよく多い人は食欲をコントロールしやすいことがわかっています。
とはいえ、ランニングのようなハードな運動をする必要はありません!
たとえば、以下のような活動です。
- 掃除や洗濯をして体を動かす
- エスカレーターやエレベーターの代わりに階段を使う
- 通勤時にひと駅分歩く
日常のほとんどの動きが対象になるため、運動が苦手という人でも取り組みやすいでしょう。
まずは、積極的に動いてみることから始めてください。日常の活動量を上げると、夜バナナダイエットの成功につながります。
2. 睡眠時間を平均7時間とる
夜バナナダイエットを成功させるためには、睡眠時間の確保が不可欠といえます。睡眠が短いと、食欲が乱れる原因になるからです。
実際にイェール大学の研究では、睡眠時間が短いほど肥満率が高いことがわかっています。
具体的には、満腹を感じさせるホルモンであるレプチンの分泌が減り、空腹を感じさせるホルモンであるグレリンの分泌が増えることによって食欲が抑えられなくなります。
痩せるためには、少なくとも平均7時間前後の睡眠をとるようにしましょう!
なお、睡眠がダイエットに重要な理由は、関連記事「【3つの原則】睡眠と消費カロリーの関係を理解して痩せよう!太る原因と対策も解説」で解説しています。あわせて参考にしてください。
3. 間食対策をする
夜バナナダイエットを成功させるためには、間食対策も必要です。
食事を管理していても間食にカロリーの高いお菓子を食べてしまうと、一気にオーバーカロリーになってしまいます。
対策として買い置きをやめるのがおすすめ。人は見るだけで脳が刺激されるため、自宅におやつのストックがあると無意識に食べてしまうからです。
ダイエットに知識のある僕でも、机の上にお菓子がおいてあったらついつい食べてしまいます…!
間食と距離を置き必要な分だけ買うようにすると、食欲を抑えられます。
カロリーの摂りすぎを防ぐためにも、間食との向き合い方を変えていきましょう。
なお、どうしても甘いもの欲を抑えられないときは、関連記事「【衝撃】甘いものが食べたい時に代わりを食べても効果はない?原因や対策を科学的に紹介」を参考に対策しましょう。
夜バナナダイエットには食事管理と生活習慣の見直しを組み合わせよう!
夜バナナダイエットは効果の認められている手法ではありますが、単体で成果を出すのは難しいのも事実です。
ダイエットで成果をあげるには、アンダーカロリーを作り継続することが重要。そのためには、原理・原則を理解して正しいやり方で食事管理をする必要があります。
同時に生活習慣も見直して、夜バナナダイエットの効果がしっかり得られるようにしましょう。
ぜひ、あなたも理想的な体型を目指して取り組んでみてください!
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